安田さんとの出会い
ロクディムの初めての浅草公演「第6回したまち演劇祭in台東」のチラシ:2015年
- カタヨセ
- 2015年の「第6回したまち演劇祭in台東」でロクディムの公演ができることになったのですが、僕たちはそれまで浅草にご縁がなかったのでどうしたら良いだろう?と、鎌倉に住んでいる友人に相談したら、浅草にいい床屋さんがあると教えてもらったんです。
- 全員
- (笑)
- 安田
- 床屋さんがあると(笑)
- ケン
- まさかの(笑)
- カタヨセ
- ヘアモードSEGAWAさんという、僕は瀬川さんと呼ばせてもらっているんですが、その床屋さんには浅草の旦那衆が集まって情報交換をするからまずはそこに行って挨拶をしなさいと教えてもらったんです。
- 大和
- うんうん。
- カタヨセ
- で、瀬川さんで髪の毛を切って、「実はこれこれこういうことで公演をするんです」って話をしたんです。
- 調
- 実際、切ったんですね。
- カタヨセ
- 切りました切りました。それからも瀬川さんで切ってもらってるんです。
- 調・ケン
- へ〜!!
- カタヨセ
- そこで「安田さんという方がいるから紹介してあげる」ってことで紹介していただいたんです。最初は「浅草の観光協会の方が同級生だから聞いてみよう」と電話をかけてもらったりもしたんですが、いろいろお話していく中で、そういうことなら「安田さん」のほうがいいだろう、となった経緯もありました。
- ケン
- へ〜!
- カタヨセ
- そこで安田さんへ「お会いできませんでしょうか?」と連絡させていただきました。ところが、なかなかね、ご返信いただけなくて(笑)
- 全員
- (笑)
- カタヨセ
- すごくお忙しい感じだったので「大丈夫かな?迷惑だったかな?」と思ったのですが、しばらくしてご返信いただいて、相談をさせてもらったら「いいじゃないですか!ヨシカミさん行きましょう」みたいな感じで、グイグイと動いていって。
- 調
- 決まったら早い。
- 全員
- (笑)
- 小田
- その段階で、まだ僕らの公演見てないですもんね。
- 安田
- 見てないですね。
- 名古屋
- 僕らが「したまち演劇祭」の出演が決まったっていうタイミングですもんね。
- 安田
- で、ヨシカミさんだったり、捕鯨船の河野さんのところへ行ったり、という感じでしたね。
- カタヨセ
- そうです!ご紹介していただいて、お店の中でパフォーマンスもさせてもらいました。捕鯨船では、そのご縁で、テレビの「BS-TBS おんな酒場放浪記」にふらっと出演させていただいたりしてカウンターで即興芝居したりもしました。入り口のガラス戸にはサインまでしましたね。ありがとうございました。
- ロクディム
- ありがとうございました!
- カタヨセ
- 他にも、僕と渡猛の2人で行かせていただいたのもありました。安田さんから「浅草六区の集まりで挨拶したらいいよ」って言っていただいて。
- 安田
- あ、そうでしたっけ?
- 調
- 町内会ですか?
- カタヨセ
- えっと、理事会でしたよね。
- 安田
- あ〜、六区ブロードウェイ商店街の理事会ですね。
- カタヨセ
- その理事会で一度挨拶をした方がいいですよ、っておっしゃっていただいて伺ったんですが、その時は、その理事会をあまりよく分かってなくてですね。とりあえず、喫茶店に行きました(笑)
- 大和
- へ〜!すごい濃いところまで行ってる(笑)
- カタヨセ
- その喫茶店に、町のドンみたいな方々が集まって、これから行われるイベントの予定を話していたんです「今度はこういうイベントやりますよ」「うんうん、分かった」って感じで。そこには東洋館の社長さんもいらっしゃいましたね。そこにお邪魔した感じでしたね。
- 全員
- (笑)
- 大和
- 突然すぎる(笑)
- カタヨセ
- そうなんです。でも、挨拶はきちんとしなきゃと思って「あの、ロクディムと言います。今度したまち演劇祭でこういうことをやります!」って挨拶というか報告をさせていただきました。
- 安田
- あはははは。
- カタヨセ
- 東洋館の社長さんも「あ、君ら、ウチでやんの?頑張って」とおっしゃっていただいて。
- 安田
- そういう感じでしたね(笑)
- カタヨセ
- はい。僕たちは浅草の町の流儀というか流れというか人を知らなかったので、こうして連れて行っていただいたこと、繋いでいただき機会をいただいたということが本当にありがたかったんです。今日は、そういったことも含め、浅草やそれにまつわる皆さんのお話をお聞きできればと思っています。どうぞよろしくお願いします。
- 全員
- お願いします。
─続きます─