続・されば通る。誰?「るるるぐるぐる巡る巡る~ぐるぐる巡る~るるるららら。その先に見えたものは」

昨日はロクディムメンバーが集ってのミーティング。

来る9月4日のクロコダイルでのライブ「玄天改軌」についての話合いだった。

当初の予定通りに有観客で公演を行うか。

中止か、もしくは形態や日程を変えるべきなのか。

今のコロナの状況下にあって集まって話をすること自体にも当然リスクは伴う。

しかし、皆で向き合ってでなければ決められない、いやそうやって向き合って結論を出したい内容だった。

お互いに抗原検査をした上で陰性を確認して集う。

そして距離を取りつつの話合いが始まった。

ここに至る数日間。

ライブの日が迫る中、決断を下すべきギリギリのタイミングも同時に迫っていた。

この状況だから?

この状況だからこそ?

この状況なのに?

どうしたいの?

何がしたいの?

何でしたいの?

様々な想いや考えが次々と湧き出てくる。しかし答えは出ない。

ひたすらそんなあれやこれやが逡巡し頭と身体が身悶える自分がいた。

正解も不正解もいいも悪いもない。

ただ、自分で、自分達でいずれかの結論を出さなければいけない。

どの選択をするのか?

どの選択をすればよいのか?

判断する基準や気持ちが少しだけ変わるだけで自分の中でも二転三転する。

判断基準すらわからなくなってくる。

一人ずつ話す。

今の想いや望む形、懸念する材料、どうしていいかはまだ決められてないこと。

聞きながら話しながら頭で考えていることと、心の奥底で思っていることを探りながら感じながらの時間を過ごす。

ひと通り話が終わり、また二週目三週目と順番に話していく。

そして聞く。

自分の考えと同じところ、重ならないところ。

丁寧に繊細にその距離を見つめていく。

論理的に話せなくてもいい、とにかく言葉にして出していく。

なんとなく、ゆっくりと輪郭がはっきりと見えてくる。

比べるべくもないが、大げさかもしれないが、海外から開国を迫られた江戸幕府が鎖国か開国かどうしたらいいのか?頭を悩まし延々と議論を尽くしていた(んだろうな)という如くに比べてもいいんじゃないかぐらいの場だったと勝手に思っている。

そうして選択肢が絞られていき、いよいよ全員で腹を決めて決断をする時が訪れた。

結論としては

有観客から無観客の収録でのライブという当初とは違う形でお届けするライブに変わった。

「是非に及ばず」

では済ませれない気持ちでもあるが

「是非に及ばず」だ。

極端に言えばある意味一旦終わりを迎えてしまった形だ。

正直楽しみにしていてくださった方たちには本当に本当に申し訳ない結果となった。

しかし

しかしだ、もしかしたらここからが今回のライブ「玄天改軌」の新たな始まりとも言えるんじゃないかとも思っている。

さてここから先はどうなるのか。

まだ全くわからない。

しかし一つだけはっきりと言えることは

当日6人が見ている景色は一緒だということだ。

夜明けは近い。

ギリギリまで

ギリギリで行こう。

そのあとは・・・

行けばわかるさ!