LOOP⑩主催
多様性を舞台へ!エンターテイメント&アート、デリバリー・ブレイクスクール・プロジェクトライブ
多様性舞台「クモノイト/蜘蛛の糸」
この舞台は障害者や健常者に囚われる事なく、同じ舞台上で演劇公演を行う事によりその多様性を認め再定義するキッカケと人権啓発する事を趣旨としています。
▼開催日時
2025年3月23日(日)
【1回目】13:00~14:00(約60分)
【2回目】16:00~17:00(約60分)
▼鑑賞チケット
前売り一般¥1500
中学生以下¥500
障がい者手帳・65歳以上割引¥500
※全席自由席となります。
※開場は開演時間45分前を予定しております。
※尚、一度購入頂きましたチケットに関しての払い戻しは致しません。
※障がい者チケットは手帳を提示お願いいたします。介護者1名が含まれた金額です。
※チケットは各支援施設又はチケット販売QR、その他お問い合わせはメールお願い致します。
※車イス等介助必要な方は当日受付にお声がけください。
▼会場
岡山シンフォニーホール 2F イベントホール
700-0822 岡山県岡山市北区表町1-5-1
▼開催内容:
多様性舞台「クモノイト/蜘蛛の糸」
この舞台は支援者施設である「生活介護事業所 ぬか つくるとこ」と「社会福祉法人ももぞの学園」の両施設利用者と約半年間重ねたワークショップを通して、「障がい者でも健常者でもどのような生活環境であっても芸術的表現はその人権的且つ状況的な垣根を超え、万人等しく自由を与えることを伝えることを基本目的としています。
さらに今回はインプロビゼーションライブ(即興)を表現の軸に置きながらあえて台本劇をベースとして舞台を制作、参加者はその中で表現にチャレンジしています。このことはどんな状況も関係なく、舞台表現することを通じ新たな価値観を感じていた頂けるものです。 そして今回の基本台本である「蜘蛛の糸」を大胆に解釈し直し舞台上の表現を最終目標として「生活介護事業所 ぬか つくるとこ」利用者、「社会福祉法人ももぞの学園」のこどもたちと約半年間の演劇ワークショップを行いました。
まさに「自由に遊ぶ」をインプロビゼーションを活用した演劇の舞台です。
サポートとして同じ舞台に上がるのはロクディム共同代表である渡猛・カタヨセヒロシと小松原修・LOOP⑩藤原康典・灯羅美でインプロの要素を取り込んだ舞台として上演いたします。
▼参加施設
ぬかつくるところ
「ぬか」は生活のケアを柱として、アートを活用した自分らしい生活をおくることのできる福祉事業所です。「ぬか」という一風変わった名前の由来は、漬け物などを漬けて発酵させる「ぬか床」から来ています。正面から捉えるとひるんでしまうことも、ちょっと角度を変えてみれば、だれも気付けなかった価値が生まれたりする。そういった価値や個々の魅力が「ぬか漬」のように時間をかけてゆっくりと発酵し、社会へと広がって行くことを願って付けました。
▼施設利用者が参加予定
社会福祉法人ももぞの学園
社会福祉法人ももぞの学園は、昭和43年に財団法人の児童施設として、知的障がいのある児童の支援からスタートいたしました。
「ともに生きる社会」を基調に、これまでの地域の信頼と共感を大切にしつつ、地域に広がる福祉の文化支援施設となり支援・療育・介護を必要とする人たちに対して、安心でき、日々の生活が潤いとゆとりを実感できる場となることを目指しています。
施設利用の子どもたちが演じます。
▼演出
森田 康平
岡山を拠点にフリーで活動している俳優。これまで朗読劇、手話劇、ストレートプレイなどさまざまなジャンルに挑戦してきた。普段は障害者施設で働いており、そこでの経験を作品づくりにも活かし、人々の心に寄り添う温かみのある舞台づくりを目指している。
▼CAST
渡猛 カタヨセヒロシ(ロクディム:6-dim+)
「この瞬間を一緒に笑おう。」をキーワードに、観客と一緒に「今、ここ」を「つくり」「たのしみ」「共感・体験・大笑い」する即興芝居×即興コメディパフォーマンスを中心に活動中。劇場のみならずカフェ、神社、学校など「いつもの場所をあっという間に『笑い溢れるコメディ空間』へ」変えながら、日本各地を巡り公演を行なっている。
小松原 修(バラさん)(佐賀大学大学院准教授、MPD、F P2級技能士)
ファミリーシアターや人笑人プロジェクト、「エイブルオンラジオ」、「スター発掘プロジェクト」など、演劇・メディアを使って、障害者の一人ひとりの魅力をこれまでとは違った形で社会にプロデュースしている。H30「障害者の生涯学習支援」文部科学大臣表彰
藤原 康典(わーらー:LOOP⑩)
演劇企画ユニットLOOP10代表。 俳優、舞台企画、舞台制作、舞台プロデューサー。俳優として、舞台制作として、イベントプロデュースや舞台に多く関わり、2017年からは発達障害のお子さまをもつ方向けの「ユニークインプロワークショップ」をバラさんと企画開催。 近年は子供向けイマーシブシアターの企画制作プロデュースの多く、2023年は三勲小学校百周年記念イマーシブシアター演出プロデュースする等、その活動は多岐に渡っている。
灯 羅美(らみ:LOOP⑩)
劇場びと。俳優、演じるひと、ときどきスタッフ。劇場と舞台とお芝居が好き。舞台芸術を通して、人びとが出会い、遊び、語り、気づき、楽しみあえる場を劇場に創りたい。近年は、見えづらい、聞こえづらい等、舞台鑑賞に不安がある方に向けての鑑賞サポート企画も行なっている。劇場という空間が、自分の街のココロ踊る場の一つになれればいいなと、日々模索中
※インプロとはインプロヴィゼーション」(improvisation;即興)の略語で、目の前にいる相手をリスペクトしながら、脚本も設定も役も決まってない中で、その場で自然に浮かんできた言葉や動きを受け入れ合いながら、ストーリーをつくり上げていく舞台表現方法です。
令和7年度人権福祉啓発補助事業
主催:LOOP⑩
制作:藤原康典