この本を読んで1番心に残ったのが
『まずは「身近な人」「大切な人」の話を聞くことから始めよう』という一文でした。
限りある時間を、誰と話し、どんな聞き方をするのか。
それがこの本を読んで考えたことです。
「安心感」を作れているか
聞き方のコツの一つに、話す人に「安心感」を与えているか?ということが出てきます。
・人は誰しも安心感を求めている。
・安心感は人間関係全般の1番の基礎になっている。
・聞き方は「安心感」から始まる。
話を聞くためには、飛んできたボール(話す人の言葉)をいかにいい音にして受け取るか。
キャッチの仕方が大事。
でも、相手にボールを投げてもらうためには「安心感」はもっと大切なんだということ。
「この人に話しても大丈夫」
そう思ってもらえなければ、いい音で受け取ることもできない。
いい音で受け取るために、安心感作れているか?
周りの人にどんな自分が見えているか?
聞き方を考えていくと、自然と自分の振る舞いを考えることに。(多々反省)
そして
すべての人の話を聞こうとしなくていい
ということ。
誰に対してもできるようになるのは理想でもちろんそうなれたらいい。
だけど、現実として必要な線引きもある。
時間は有限だということ。
誰のためにその時間を使うのか。
誰と寄り添って過ごすのか。
そのために聞き方を考える。
それは限りある時間の過ごし方を考えることでもあるのだと思います。
自分の大切な人の話をどんなふうに聞くのか?
誰とどんな時間を過ごしたいのか?
考え、行動するキッカケをもらう1冊になりました。