facebookを見ていて良く出てくる広告みたいなタイトルにしてみました。
他己紹介って知っていますでしょうか?
他己紹介とは?
主に飲み会などで見られる光景。自分自身のことを改めて話すのは恥ずかしいと思う人でも、他の人の紹介であればそうとは限らないようだ。
他己紹介する人は、自分のことではないから気楽に紹介できる。また、その人の長所を中心に紹介することが多いため、良いところを紹介された本人は嬉しく思える。まさに一挙両得である。
ただし、他己紹介は当然その人のことをよく知っていなければ出来ない。仲が良い間柄ならともかく、そうでなければコミュニケーション能力が求められる。そのため、研修や授業・講義などに他己紹介が取り入れられることがある。
-ニコニコ大百科より-
有り難いことに、ロクディムは最近地方にいってライブやワークショップをする機会が増えましてね。色んな人と出逢うんです。
で、地方はよくりょーちんが現地の人と連絡を取ってくれているのですね。だから、ワタリ達が現地に着いた時にはりょーちんは向こうの人とコミュニケーション取っている分仲良くなっていて、顔合わせの時なんかはりょーちんが皆を紹介してくれる機会があるんです。
先日も九州に行きまして。
初めましての人達と親睦会があったんです。
次の日が本番であるにも関わらず、ロクディムのためにそういう会を開いてくれて大いに盛り上がっていきます。
飲み会も中盤になってワタリが席を移動してまだ話ししてない人(女性)に関わろうとした時。
ワタリの隣にりょーちんが来てくれました。
「ああ、まだお互い喋ってないんだね〜え〜と、(ワタリに向かって)こちらは◯◯さん」
と、りょーちんによる他己紹介が始まったわけです。
ああ、飲み会中盤だというのにこの気の配りよう。さすがりょーちん。有り難い。
と感動した次の瞬間。
りょーちんがその女性に向かって言いました。
「え〜彼はワタリです。なんと肩に毛が生えてま〜す!」
・・・・え?
なんて・・・え??
初対面の人に・・え?
名前の次に・・え????
「すごいんですよ!肩にね!毛が生えてま〜す!」
・・・・え?
なんということでしょう。
他己紹介する人は、自分のことではないから気楽に紹介できる。また、その人の長所を中心に紹介することが多いため、良いところを紹介された本人は嬉しく思える。まさに一挙両得である。
ワタリ、今どれくらい得してるんだろう?
ワタリ、今人生の第何章目くらいにいるんだろう?
頭の中、吉田拓郎さんの曲が流れ出す。
ワタリも顔真っ赤っ赤だし、紹介された方もなんていって良いか分からず「・・へ〜そうなんだ〜」なんて、味で言えばもうほとんど無味無臭の言葉を選んでいる中で、ワタリどれだけ得しているんだろう?
しかもだよりょーちんとワタリの歴史の中で、今まで一度も「ワタリ、肩から毛が生えて困ってるんだよね」とか言ってないし「ワタちゃん、それって?毛?」とか聞かれてないのに・・え?てことは、人知れずワタリの肩毛を見て「わっ。肩から毛が生えてる!」って思ってたってことなわけで・・しかもそんなに言うほど生えてないのに!いや確かに生えてるんだけど!
その後どんな時間が過ぎたのか、記憶がないのでございます。
あの時の自分の瞬間最大自意識風は近年で1番のものだったと思われます。
まだまだ恥ずかしいことってあるんですね。
そしてあの時りょーちんがどんな意識で紹介したのか?まだ答え合わせしておりません。
酔ってたのかな?
盛り上げようとしたのかな?
毛が生えてることに嫉妬したのかな?
いつか聞いてみようと思います。