毎年参加している倫理研究所の富士高原研修所で開催されるロクディムワークショップ。
全国から集まった中高生にたいしてライブとワークショップをして、最後は子供たちが発表会をする。
いつも渡猛とカタヨセヒロシが2人でやることが多いのだが、今年は初ロクディム全員+即興ピアニスト、コニタン。
午前中はロクディムライブ。
朝からはっちゃけます。
午後からワークショップ。
ヒロシがコンタクトワークをし、ワタリがインプロワークをする。
夕ご飯を食べた後、発表会。
今までは即興でなくワークをしてチームマインドを高めた上で物語を作ってもらっていたが、今回は初めて即興で発表会。
その時流行っているものや、大人リーダーをイジるネタに逃げずに、自分たちの本当に作りたい「今」を本気で一緒に作ってほしいという願いがあった。
自分の好きなことだけをするんではなく、想定外の未来を楽しむ関係を作る。それを心と身体で体験してもらうために。
発表会は初参加のアツシもりょーちんも涙するほどの感動的なものになった。
仲間が言葉につまっていても応援し、アイディアが出るのをギリギリまで待ったり、もう一回となったら皆で盛り上げていったり失敗を楽しめる空気を全員で作っていった。
もう二度と会えないかもしれない仲間との一瞬一瞬を楽しんだ。
最後の「お母さんの晩ごはん」でのワンワードは涙。
「ハンバーグを開けるとお母さんの愛情が入っていた。私はお母さんが大好きだ」
ふざけるチームにはヒロシが監督として入って叱咤し、大人リーダーたちも飛び込みで舞台に立ち失敗を恐れずワンワードして、皆で笑った。
完璧な夜ってこういう日のことを言うんだと思った。
笑って泣いての1日。
その日、ロクディムは宍戸勇介以外、皆宿泊。
ロクディムは5人部屋で寝ることに。
部屋に入ると、ベッドが等間隔で並んでいる。
いつもながらロクディムは誰がどこで寝るかの争奪戦をする。
なぜか?こちらの記事を読んでほしい。
あの日以来、りょーちんは、本気でワタリの隣で寝ることを嫌がるようなった。
そして、今日。5つのベッドが横並び。
今回は争奪しているところを宍戸勇介が映像に収めたので公開しよう。
大笑いした後は打ち上げ。
打ち上げに出していただいた日本酒「菊正宗」でワタリはとことん酔った。
そう、今日は完璧な日。
ここ3年くらいで一番酔った。
ということで「ニベアおじさん」が誕生した。
そしてニベア事件が起きた。
今年、ワタリが愛用しているニベアを寝ようとしているメンバーの顔に塗ってあげるという行為がワタリの中で大流行した。
もちろん誰も喜ばない。人に塗られるニベアはなんとも言えぬ気持ち悪さがあるようだ。
人に影響があるということの気持ちよさ。ワタリはニベアの虜になった。
今回もしたたかに酔ったニベアおじさんは打ち上げ後、部屋に戻ってカバンからニベアを取り出した。ニコニコ笑いながら、メンバーの保湿に勤しむのだ。
「やめろ!」
「警察呼ぶよ!」
「何時だと思ってるんだ!」
皆、叫びながらニベアおじさんから逃げる。
しかしニベアおじさんはエンタメの制御ができない。
全部、皆、楽しい。という世界になるのだ。
実際は阿鼻叫喚の地獄だとしても笑っている。
そんな風景を
りょーちんが恐怖のあまり動画を撮った。
今日はこちらも公開しようと思う。
りょーちんが叫んでいる「マミちゃん!こんなんなんだよ!」というのはワタリの嫁の名前である。恐怖のあまり、家族に来てもらおうと考えたのかもしれない。
「酔った愉快なお兄さんからあるラインを超えたら狂気の世界が出てくるんだね君は。レッドゾーンに突入してたよ」小田篤史
「名古屋でたくさん飲み仲間がいるけど、タケシくんみたいにやばい奴はいない」名古屋淳
ちなみにこの臨場感は、同じくそこそこ酔っているカタヨセヒロシがワタリに巻き込まれないように本能的に照明を操作しているためである。ここでも自分の身を美しく守るカタヨセヒロシ。
この後、恐怖に耐えられなくなったりょーちんがワタリのニベア缶を奪い取り、ワタリの顔面に大量にニベアを塗りつけ、ワタリがそれに対して普通にムカつき
「喧嘩しなれてない人の喧嘩と同じや!」
なんて言いながらより凶暴化し、ニベアがたっぷりついた顔を小田篤史とりょーちんにくっつけるという流れになり、それが2時間弱続いて終わった。
ただ、この後、ヒロシと2人で大浴場にて即興について真面目に話す。(もちろんあまり覚えていない)
アツシたちはお風呂から戻ってきたワタリを暗闇で迎えられず電気をつけたまま寝たそうだ。
うん···このブログの前半と後半のコントラストがとんでもないね!
分けるべきだったかもしれない。でも同じ日に怒ったことなんだ。だからあえてまとめて載せるね。
ワタリ、とっても楽しい1日でした!
次回は宮城・仙台ライブ!詳細はこちら→https://6dim.com/2018/10/live-85/