ロクディムとのミーティングでも個人でいただくお仕事でも
『質問をする』ことが多い。
もちろん、普段の家族とのやり取りだってそう。
毎日何かしらの質問をしている。
だけど、僕は相手のことを理解できているんだろうか?
正直なところ、自信がなかった。
聞いてるつもりであんまりわかっていないかも?
なんてことを考えていて、この本に出会った。
『博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす
「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。』
先生と仕事に悩む主人公のやりとりで読み進められるので、読みやすいし、イメージもしやすい。
仕事を有利に進めたいわけではないけれど、
相手のことをもっと理解するヒントになったらいいな。
そんなことを考えて、読んでみました。
読んでると自然に質問のコツ(きっとこれがスキルというやつ)が掴めてきます。
で、実際に人と話すときに質問が浮かんでくる。
質問すること=相手に興味を持つことだから、
意識するだけでも、相手に興味が湧いて関わり方が変わる。
以下、本の中から少しだけ抜き出し。
- 『もっと知りたい』と思っていると、それにつられていろいろなものへの好奇心が湧いてくる」
- 「相手との関係を良好に続けようと思えば、『あなたのことをもっと聞かせてほしい』は、キラーワードになるんだ。」
- 「『質問』にはいろいろな力がある。ただ知らないこと、わからないことを聞くだけじゃなく、こうしてお互いの垣根を低くして、距離を近づける効果もあるんだ」」
—『博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。 (大和出版)』ひきた よしあき著
「質問したい!」
それが意識にあるだけで、相手との関わり方がちょっと変わる面白さ。
そして、実際に質問してみると、自分の知らなかったことが出てくる。
相手の考えや、人柄、知識。
知らないことがたくさんあるし、
質問するたびに相手に少しだけ近づけた、そんな気になる。
人との距離が近づけようとする意識が気持ちを温かくしてくれる。
日常がちょっぴり豊かになる、そんな感覚。
QOL(クオリティオブライフ)が向上してるってことでしょうか?
誰にでもオススメしたい質問力。
質問力でQOLが上がった、そんなお話でした。