「名古書紀」〜思えば遠く来たもんだ〜

ロクディム初のアウトドアミーティング@府中河川敷。

立ち話でもなく、稽古後の流れ的な野外ミーティングではなく、初の計画的意図的な野外ロクディムミーティング開催。

名古屋発→府中河川敷へ。

名古屋駅新幹線ホームベンチにて初のアウトドアミーティングということで、keenの靴でアウトドア感をめいいっぱい取り入れるインドア代表の僕。

新幹線ホームで並ぶアウトドア感。まさか府中の河川敷に行くとは誰も思わないだろう。でもやることはミーティング。

新幹線のぞみ号新車両に乗る。アウトドア感。この新車両の床を踏んだ靴で河川敷の地を踏む。

新車両の固い床から枯れ草・枯れ木積もる土へ。府中河川敷に降りたつアウトドア感。いや、もうこれはアウトドア。上半身は沢山の小さい虫に囲まれてアウトドアを高める。

川とアウトドアシューズ。上半身には虫。完全なアウトドア。

アウトドアに目覚めた渡猛の焚き火台。しかし、薪担当のアツシがまだ来ない。組み立てた焚き火台を囲み宍戸家のアウトドアチェアに座り5人で談笑。傍目に見ると画的にはかなりアウトドア感満載。でもよく見ると5人の中心にある焚き火台には火どこか、可燃物は一切のっていない、でもアウトドア感満載で火を囲んで談笑している5人。たまに可燃物ののっていない焚き火に手をかざし談笑。しかも誰も火を起こそうともしていない。よく見たら狂気の沙汰。30分以上狂気の沙汰を続ける。

アツシとともに薪到着。ようやく、火も木も可燃物もない焚き火台を囲み、アウトドア感満載で5人で談笑するという芝居から解放される。

今回はコロナ禍ということで焼くものは、木のみ。(コロナ禍じゃなくても多分誰も焼くものは持ってこない気がするメンバーたち。)あたりからはバーベキュー的ないい匂いに包まれながらミーティング。めちゃくちゃ美味しそうな匂い。なんで!誰も焼く食べ物持って来ないんだよ!いや、でも・・今日はミーティングだから・・ミーティングを野外でやっているだけだから・・バーベキューじゃないから・・キャンプじゃないから・・アルコールももちろんなし・・手には各自持ち寄った、時間と共に各自に冷えていく、ペットボトルや缶のコーヒー。渡を見ると水をガスバーナーで沸かし、温かなインスタントコーヒー。ズルイやん!でもハンドドリップコーヒーじゃないから・・時間をかけ優雅にコーヒーを作成していくハンドドリップコーヒーじゃないから、アウトドア満喫しないミーティング方向にめいいっぱい舵を切って、気持ち程度にアウトドアのせたやつだから。うん!すごく真面目だ!よし!

我らは木を焼く。

キャンプじゃないからバーベキューじゃないから木だけを燃やす。

そして語り合い、魂を燃やす。

それでいい。

今日はミーティングだからそれでよい。

美味しい食べ物や美味しい飲み物の気を持ってかれて、ミーティングが疎かになってしまったら野外でミーティングにならない。

我らは木を燃やす。

そして

我らは魂を燃やす。

ウィンナーとか!ソーセージとか!焼きてぇーよー!焼いたウィンナーとかソーセージとかビールで流し込み!

「アウトドア最高ー!ヒョーッ!」

って言いてぇー!と心の中で呟き帰り道、アウトドアミーティングでお腹空きまくり、煙にすっかり燻された体で、駅そばをすする。