昨日、3月9日水曜、ロクディムで河川敷でテントを張って、焚き火をしながら、ミーティングをしました。
テントを張るのは、たけちゃんの仕事で。
僕らは見守るのが仕事で。
何か手伝うことより、たけちゃんの一つ一つの所作や、テントが出来上がっていく過程を見ているのがすごく楽しくて。
きっと、「手伝うよ」って言ったら、何かやってあげれることがあったのだと思うのだけど、
あれがこうなってこういって形になっていくのを見ているのが、ただ興味深かったのでした。
焚き火の道具も、たけちゃんが持っていて、そして薪はあっちゃんが持ってきてくれました。
かなり本格的な薪で。ナイフや斧的なもので、割っていかねばいけないもの。
それを、あっちゃんやたけちゃんや、ゆうちゃん、じゅんが代わる代わる割っては、火にくべていって、火を絶やさずにしてくれました。
その光景も、僕はただ眺めるのみで。
みんなの話を聞きながら、そして自分の思うことを言いながら、ただその光景と火を眺めているだけで。
なんだかそれが心地良くて。そして煙くて。煙に愛されて。
それがまた良くて。
火を挟んでする会話は、いつもよりもなんだか真摯的な感じがして、火の神様がいるのだとしたら、見守られている気がして。
みんながそれぞれのことを思い、そしてそれぞれがロクディムのことを思う。
時間と寒さがなければ、いつまでも続けていたくなるような、濃密で嬉しい時間となりました。
時間がきて、片付けに入ります。
面白いくらい、火種が消えなかった。
何度も何度も踏み潰しても消えなくて、それにみんなで笑って、どう対処しようか考えて、それに笑って。
たけちゃんはまたテントを片付けて、持ってきた姿に仕舞っていく。
テントは誰も入らなかったけど、むしろテントを立てること、仕舞うことをみることができたことが大事なことなんじゃないかと思った。
帰り。面白いくらい、みんなバラバラになった。
自転車で帰る人、車で帰る人。
電車で帰る人たちも、同じ駅なのに、誰一人一緒のホームにならない。
今日あったことも、誰かと反芻することなく、また個人に戻る。
別れた時はなんか寂しかったけど、すごくほっこりとして、電車の中では着てた上着を脱いだ。同じ車両に乗っている人が、煙臭いと思わないかと心配になったけど、気持ちがいっぱい温まったから、脱がずにはいられなかった。
煙臭かったと思うけど。
3月9日水曜、河川敷で、大事な時間を過ごしました。