本音で生きるための『超ファシリテーション力』

みんなの意見を聞きながら自分の本音、意見も見失わないようにしたい。

ミーティングでも毎日のちょっとした家族とのやりとりでも「今の主題」って何だっけ?となることが多々あります。

我が家は大人2人、子ども3人。

子どもたちの「自由すぎる主張」と「大人の事情」に毎度頭がパンクします。

「人の意見を大事にしたい」。

だけど、「自分の本音や意見だって大事にしたい」のです。

そんな自分へのヒントをたくさんもらったのが『超ファシリテーション力』。

(本を書いたのはテレビ朝日アナウンサーの平石直之さん。「ABEMA Prime」の進行を担当され、名ファシリテーターと呼ばれている。)

本には3つの極意が出てきます。

・芯を外さない準備力

・議論を深める聞く力

・チームを活性化させる場を作る力

そこでぼくが考えたのは主に3つのこと。

1:『自分にとって外せないことは何だろう』

2:『聞く表現がたりていない』

3:『限られた時間を使う努力』

ということ。

1:『自分にとって外せないことは何だろう』

本を読んでいくと「ファシリテーションは準備が9割」というぐらい、準備の重要性に気づかされます。

会議も会話も準備って大事。

そもそも自分にとって外せないことは何だろう

外せないことが少しでもわかれば自分の立ち位置が見えてくる。

そうすると人との関わり方が楽になる。

自分の立ち位置(ポジション)がわかっているから、飛んでくるボールをどう受け取ればいいかわかる。

我が家的には朝から子どもたちの小競り合いが始まる。

そんな時は、

「穏やかに朝ごはんを食べてほしい」とか、

「楽しい朝食を過ごしましょう」とか。

そのためには準備がまず大事だ。

2:『聞く表現がたりていない』

「あなたの話を聞いているんだ」という表現。

今までだってやっているつもりだったけど、足りていなかったのかもしれないと思い返したのがコレ。

すぐに自分の意見を言ってしまったりしていたかもしれない。

意見を伝える前に、「あなたの話を聞いているんだ!」ということは伝えたんだろうか。

「聞いている」ことが伝わってなかったらどんな話しもきっとうまくいかない。

3:『限られた時間を使う努力』

無限に分かり合えるまで話しができたら良い。

だけど、時間には限りがある。

会議ももちろんそうだけど、子どもたちと過ごす朝のひととき。

駅へ向かうまでのちょっとした雑談。

本当に聞きたいことは何だろう、伝えておきたいことは?

ちょっとした聞き方、心持ちで会話する時間だって変わっていくんだ。

自分にとってファシリテーションの視点は、『人との関わり方』のヒントに繋がっていました。

「本音で生きること」「人の話を聞くこと」

そのためにはちょっとした準備やコツがありました。