ロクディムオンデマンド4部作のうち3作品がリリース中。ワタリ的見どころなどを書いてみる

「玄天改軌」「大須演芸場『ライブ』」に続いて、今年のロクディムの大チャレンジオンデマンド4部作の第三段!
「MuGicafe『ただいま。MuGicafe2021』」がリリースされました。
今までのオンデマンドのものとどう違うのかワタリなりに解説してみますね。

「届いてるか?届いてるのかー!」と叫んだ玄天改軌

東京は伝説のライブハウス「原宿クロコダイル」でのロクディム単独ライブを異例の無観客収録!かつ、バンドメンバーという設定での即興。
なんと最後は本当にバンドとして曲を披露!
コロナがとんでもない猛威をふるい、土壇場で「無観客」を決断したロクディムの音楽に乗せなきゃ伝えられない。ロックという手法で打ち抜きたい想いを込めました。

ロクディムたちの喜びが爆発した大須演芸場「LIVE」

去年「無念の延期」となったライブのリベンジ公演!しかも客席を制限しつつも有観客で開催。
ロクディムも久しぶりのお客さんに興奮がダダ漏れ。
喜びの中、演じていくロクディムの即興。そしてコロナ禍でもこつこつと稽古してきた芽がでたライブでもありました。
決してうまいパスではない、スタイリッシュでもない。技術みたいなもので誤魔化していた部分にメスをいれた。
結果、もっと泥臭く、人間臭いロクディムが表出したライブ。それでこその「生」。まさに「LIVE」。

そして今回のMuGicafeは「映像」と「ライブ」の中間に位置する「コンテンツ」

会場は素敵古民家。
ほぼ毎年開催していたMuGicafeライブ。
今まではそこの一番広い空間にお客さんもロクディムもぎゅうぎゅうに集まり手を伸ばせば届く位置での即興を体験できる場でした。
しかし、今回はそれはできない。
ロクディムが何度も話しあった末に生まれたスタイル。
MuGicafeのすべてを使ってのライブ。
別空間の屋根裏も離れもモニターで中継してのライブでした。
しかも有観客!
ときに目の前で、ときにモニターの中で即興するロクディムを堪能していただきました。その様子を今回は編集しオンデマンドとなりました。

どれもロクディムで、どれも全然違う面白さがでてるのが面白いです。
だからどれもおすすめです。
ワタリは玄天改軌を担当しているのでもちろん玄天改軌買ってくれたらめっちゃんこ嬉しいです。
でもどれもおすすめなんです。本当に。

MuGicafeなんてワタリがひと肌もふた肌も脱いでおりますので必見ですよ。どういう意味か?そのままですw

また全てのオンデマンドに特典映像として「コメンタリー」がついているのも必見です。
ロクディムの舞台裏もぜひ!