カタヨセのエッセー

西宮高校の前の池

最初は「なんだろう?」という顔だったのが、少しずつ笑顔が増えていき、最後にやった「即興芝居」では、笑顔満開で遊ぶように即興で芝居をしていた生徒みんなの姿が印象に残っています。

体育館の中を「適当に歩く」から始めた今回。
自分が行きたい方向を、自分で決めて、自分の足で、独りで歩いていきました。
それは自分の人生と同じです。

人生という道中に、いろいろな出会いがあり別れがあります。
どんな人生を想像し、どのように創造するか?
そこには、自分以外の人や物事との関わりが、必ずあります。

アイコンタクトだけで生まれる関わりもあれば
言語を使って相互理解を深めようとする関わりもあります。

自分と、自分とは違う他の人がいて、その「違い」があるから生まれる、楽しさや驚き。
相手へ対するリスペクトを持ちながら関わり合うことで、自分独りではたどり着けない、より大きくて、より広くて、より楽しい世界があるということを体感してくれたら嬉しいです。

最後に体験してもらった「否定する」「肯定する」役割(キャラクター)を決めた即興芝居では、それによって物語が変わったはずです。

「否定」では物事は進みません。対立したり衝突が起こります。
「肯定」では物事が進みます。1つ進めばさらに次、さらに次と。
両方とも「笑い」があったと思いますが、「笑いの質が違う」ことに気づいた人も多かったと思います。

「否定」「肯定」どちらが「正しい」ということはありません。
両方とも大切ですし、その関わり方によって、その後の結果(展開)が変わってくるということを体感してもらいました。

願わくば、自分自身にとってよりよい、望む未来(人生)を作るために「選択肢」を持てるようになって欲しいと思い、最後にあのプログラムを行いました。

「自分の人生の中で一番長く付き合う人は誰でしょう?」そして「その人とどう付き合っていきたいですか?」

この質問に対するあなたの答えを、ぜひ考えてみてください。