先日、稽古に小田篤史が遅刻したときの謝罪があまりにすごいということで動画で出しました。
そしてこないだ、ロクディムの稽古のときにまたしても事件は起きたのです。
今度は名古屋淳までもが遅刻。
事件を話す前に知っておいてほしい背景
この事件の話しをする前に知っておいてほしいことがあります。
ロクディムはもろもろの連絡事項を「Slack」にてやりとりしております。
で、ある日、これは「たまたま」という言葉を使っておきますが、たまたまワタリの呼びかけにたいしてロクディムの誰も反応しないということが立て続けに起きたんですね。
で、それについて「あまりにも反応してくれないとさすがに腹が立つ」というような旨を皆にむけて投稿。さすがにやばいと思ったのか?皆がいっせいにリアクションをとった。
そんなことがあったのです。
まぁ良いことと言えば「無視される人の悲しみがわかる」ような男になったということ。(※モテるねこれは)
で、今回の事件のことのあらまし
事件がおきる前日。
Slackに名古屋淳から皆へ以下の質問がきました。
「明日の稽古って何時からだっけ?13時だっけ?」と。
その時ちょうどワタリが反応できる状況だったし、これは早く言ったほうが良いだろうということで、すぐにワタリが
「明日は12時からだよ~」と返信。
「ありがとう!」と名古屋淳。
そして次の日。
12時になっても名古屋淳は現れず。それだけでなく小田篤史もいない。
あれ?と思い、Slackに「どした~?」というと
「え?13時からだと思ってた!」ときた。
ということで事件勃発。
この事件をどう昇華するのか?
名古屋淳と小田篤史は到着時間がそれぞれ違う。最初は名古屋淳。
55%怒っていて、45%この状況を楽しみたいワタリ。
すでに12時に到着しているりょーちん、宍戸勇介、カタヨセヒロシらと話す。
これはコンテンツとして出したほうが良いだろうと。だってどうせなら楽しみたい。
それに関しては小田篤史は大丈夫だろうと。しかし名古屋淳は?
つまり、遅刻してきた名古屋淳にたいして「怒っていることを伝えつつ、プロレスもしかけつつ最後は笑って終わる」というやり取りができるのだろうか?ということ。
今までの歴史をみてもそれを成功させたことは1度もない。やれば余計に傷を負うことになる可能性のほうが高い。いや、傷を負う未来がほぼ確定するような。
果たして今回は・・・。
「いや、そうだったらやらないほうがいいんじゃない?」→わかります。
「普通に注意すればいいじゃないか」→それもわかります。
でもね
面白くしたいんです。真剣に遊びたいんです。
そんな自分を止められない。もしかしたら大怪我するかもしれない。こっちは1つも悪くないのに怪我するなんて・・。うん、でも!
なので、ここは勇気を振りしぼってやろうと決心。
その動画がこちらです。
動画を観ることができない環境の人は以下にテキストでも書いておきます。
しばらくして名古屋淳到着。
名古屋淳のテンションはロー。そして小声で「すいませんでしたー」という。
ワタリは間髪いれず攻める。「おいやってくれたな!」と。
次の瞬間。
名古屋淳が真顔でこっちをみた。
そのとき、ワタリは悟った。あぁ、これは
難攻不落の城だ。
城の壁を登るときの指をおけるくぼみがミリ単位でしかない城。名古屋の城。
しかし、もう止めることはできない。できぬのです。
なんとか指をひっかけようとするワタリ。まわりの忍びたちも次々と落ちていく。
ギリギリのところでしがみつき大声でなんとかしかけるワタリ。
上をみると大量の矢が飛んでくる。そんな攻防です。(※どんな?)
名古屋淳はつとめて冷静に「すいませんでした」という。
それだけでなく「投稿に気づかなかった自分にびっくりした」論を展開。
いや、違うんだよ・・・としか言えないワタリ。
城にはいることもできず。やはり完敗。
しかし、この時はわかっていなかったけど、動画を見返すと、名古屋淳がそこまでいい加減に「すいませんでした」と言っているわけじゃない。しかし、ワタリは「全然心のこもっていない人」として自分の思い込みを含めて名古屋淳をみてしまっている。ゆえに一緒に即興をやる感じになれていない。いや、そもそもこれは即興というよりもこれは謝罪の・・・。いや、どういう時だろうが即興は即興なのだ。
「すいませでした~」ここの部分をワタリがもっと受け止めることができたら、きっともっと面白いやり取りになったのかもしれない。
と普通に反省する。
そして今度は横綱小田篤史関。
以前も遅刻した小田篤史。
しかも今回はワタリの投稿もみていない。
渡「おい!おま・・・」
アツシ「すいませんでした!!」
このあと、この漢はいっさいワタリの話を聞かず、話したいことも言わせず
「感謝・学び・すいませんでした!」
この3つのみでお送りするだんじり祭りを展開し見事に終わらせたのである。
人によって全然でかたが違う。
そのどれもを楽しめるようになりてぇ。
まだまだ修行が足りねぇし、やっぱりこいつらすげぇって思うんだ。
そんな一連の動画はこちらです。テキストじゃ表現できない臨場感と緊張感と横綱の相撲を御覧ください。